プロ最高感度!!振り向き5cm”SkittleCakes”の魅せプレイが凄すぎる!!【Apex翻訳】

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今回は、久々のキーマウプレイヤー、NAでも3本の指に入る強豪チーム”Optic Gaming”のSkittleCakesを取り上げてみました。
彼の感度はなんと振り向きが4.81cmで、現役プロだとダントツの速さ。(次点はおそらくGracefulの800・2.0→12.99cm)
にも関わらず、競技シーンで安定して結果を出すその強さの秘訣を知りたくて、クリップ集を作りました。
所属チームの戦い方については、以前Knoqdの動画(https://youtu.be/ikwTC1hr-Bo)でも触れましたが、今回他にも試合を観戦してきたので、そちらも書ければと思います。
では行ってみましょう。

※彼は元CS勢で、PC版での初大会は2020年8月です。よって、移行時期はそれ以前のはずですが、正確な時期は分かりませんでした。

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まず、Skittles(Skittleと呼びたい所だがチームメイトはsを付けて呼んでいる)が、キーマウの超高感度設定でもファイト力を維持できている理由として、カジュアルをよくプレイしている事が挙げられます。
彼のTwitchアーカイブを観てみると、他のプロと比べ、ランクよりカジュアルの頻度が高く、トリオNoFill・野良トリオ・フルパで縛りトリオなど、色々な手法を取り替えながら、とにかく戦いまくっています。
(彼のアーカイブ視聴はサブスク限定ですが、たまたまリアルタイムで配信が観れました)

Opticは、ESA時代にKnoqdが入ってからメンバーが変わっておらず、大会でのローテーションやコールの仕方が既に確立されています。
なので、各々が日々実力をメンテナンスし、ローテーション(移動)やチームでのファイトは、1・2週に1度はある小規模大会でやるだけでも、チームとして強さを十分維持できるという事なのかもしれません。

先述のフルパトリオの縛りですが、これはスナイパー縛りです。もっと言うと、センチネル・ウィングマンでほぼ固定しています。
これは、単純に難しくしてフルパでも負担を上げるのと、単発武器を練習する事で、ハイセンシでのフリック操作を錆びさせない意図だと思います。(あと魅せプ)

NoFillや野良でやると、さすがにすぐ4んでしまったり思うように動けなかったりしますが、かと言ってフルパで普通にやると、キルの取り合いになって練習になりません。
そのような理由から、Skittlesはフルパでも基本単独行動でボイチャもなし、お互いヤバそうなら助けに行くみたいな感じでプレイしており、1v3でも何となく心理的な保険があり、伸び伸びファイトしているように見えました。

昔から「強くなりたいならカジュアルに行け」と配信者方も口を揃えて言っていましたが、それが浸透しすぎた結果、即降り即抜けが多くなってしまったのは周知の事実です。
個人的なイメージもありますが、海外では日本ほどApexのハウトゥー系コンテンツに数字があるわけではなく、敵の強さもそこまでではないので、プロがカジュアルで練習しやすい環境にあります。(Verhulstも日本サーバーは強すぎると言っていました)
なので、Pingはありますが、カジュアルで戦闘力を高めたい人はアメリカのサーバーを使ってみたり、Skittlesのように工夫してやってみるのも良いかもしれません。
日本サーバーではデュオがかなり多いイメージがあるので、よく2人でやる方はデュオでトリオに行くのもオススメです。

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そして、超高感度を実現しているSkittlesのデバイスですが、やはり通常のプロとは少し違います。
出ている情報が少なく、変更している可能性もありますが、マウスは「Logicool G903」を使用しており、これはワイヤレスですが重さがなんと110gあります。(https://amzn.to/3E6LWi9)
プロで最も使用率が高いGPro X Superlightが60gちょいなので、1.5倍以上重く、最近のトレンドとは真逆のマウスです。
しかし、Skittlesの感度=1600DPI・2.7を考慮すると、これくらい重さがないとエイムが吹っ飛んでしまうので、合理的なチョイスと言えます。
(同マウスの使用者に、日本の元プロ・Shomaru7さんがいます。感度は1200DPI・0.9、3本指持ち。こちらもDPIが高めです。あと、2020年時点のStylishnoobさんも使用。)

また、マウスパッドに関しては製品名は明かされておりませんが、世界大会のカメラを見ている限り、超高感度らしく小さめのマウスパッドを使っています。
他の選手が、当たり前のように少なくともLサイズ以上のものを使っている中、オフィス用かな?と思えるサイズで大手Optic Gamingの席に座っており、笑ってしまいました。
普通の黒いマウスパッドに見えることから、私はQcKの中サイズだと思っています。チームメイトのDooplexも昔はOck Heavyでしたが、今は飛燕の赤を使っているはずです。

この「QcK Heavy」は昔からFPSの鉄板マウスパッドとして愛用されてきたらしく、G640など標準的な性能のものと比べ、若干コントロール性能が高い(滑りにくい)マウスパッドです。
他のプレイヤーだと、海外だとSSG Dropped、日本でもApex以前にプロだったCR Wokkaさん・うるかさん・TIE Ruさんなどが使用。(データが古い可能性が高く、使用”したことがある”が正しいかも。また、Wokkaさんはパッドに移行中とのこと。)
CSGOだといまだに使用率1位の商品らしく、同ゲームで言うZOWIEのECシリーズもそうですが、古くからの定番は強いなあと思います。
(CSGO自体が今でもSteamでトップクラスの同接数。私が野良で会ったシンガポールのプレイヤーが以前ソロマスをしてましたが、久々にチャンネルを訪れるとCSGOのプレイヤーになってました。今でも新規が増える、恐ろしいFPS。)

…今回のリサーチで、重いマウスと高DPIの相性に初めて気づいたのは面白かったです。
そういえばRasさんの「G703h」も95gに追加ウェイトが10g。また、TimmyやFaideなどの高DPI勢は、GPro WirelessをSuperlightにせず、80gのWirelessのまま使っているのも興味深い。
釈迦さん・スパイギアさんもSuperlightにはしてなかったような…ファンの方がいらっしゃれば、情報をお願いします!

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Opticの試合について書きたいと思います。
おおまかな動き方はKnoqdの動画・概要欄(https://youtu.be/ikwTC1hr-Bo)に譲るとして、今回は8月のHisandHersLive Invitational、そしてFFC Globalのダイジェストを見てきました。

まず前者は、世界大会でもやっていたジブガスの動きで、特にワールズエッジでの安定感がすごいですね。
ですが、3試合目にKnoqdとDoopが喧嘩し始めたのが、珍しいなと思いました。

状況としては、漁夫して倒したチームの生き残りをDoopが追って、無理して不利ポジに入ってしまったのですが、KnoqdとSkittlesはそこまでの道のりで撃たれて分断、Doopが帰ってきた頃には別チームに詰められて崩壊していました。
Knoqdの言い分は、「ソロのキルポのために自分達の移動プランを崩すのは言語道断、Doopのポジはグレ1個で崩壊するので勝てない」。一方Doopは、「自分のいた所は安全だったし、ドームを使えば戦える」と言っていましたが、「それは後ろ(Knoqd達が避難した方向)にチームがいない場合だろ」とKnoqd。
全体的にKnoqdの言い分が正しかったように思えますし、Skittlesもそう考えていたみたいでしたが、彼が、明確にどちらかの味方をするわけではないトーンだったのは、チームの雰囲気的に大正解だと思いました。

Skittlesは、これまで観てきた映像でもほとんど声を荒げることがなく、テンションが一定なのでIGL向きですね。感情的にならないけど喜ぶ時は喜ぶ、世界大会での3連勝で、後ろのRogueに”Yes, sir~~♪♪”って言ってるのが、調子乗ってるヤンキー風で笑いました。(今にも指で”K”作りそうな)
逆に、Knoqdは意外と怒る時もあると分かり、一生懸命やっていて、個人的には親近感が湧きました。苦労してきた分、Opticに入れたのは「夢が叶った」と言っており、給料の交渉中には「カネがもらえなくても入れてくれ!」という気持ちだったとか。(The Apex Podcastより)

以前、最近追っているチームがないと書いた時、1IGLより相談するチームの方が面白いと言いましたが、今回Opticを見て、改めて自分はそっちの方が好きだと確信できました。
相談型は、1IGLより結論が出るまでに時間がかかり、コールにスピード感はありませんが、その分決定した内容の質が高く、特にローテーション(移動)では最適解に近い判断ができ、後悔が少ないと思います。
また、戦闘時は各々がめちゃくちゃ強いので、単純な報告と、状況に応じて求める事を各々言った方が、結果的にうまくいくように見えます。Furiaがその典型ですね。
あとは、感情が見えるチームの方が見ていてエキサイトできるので、やはりその点Furiaが良いのですが、大会に出にくくなった事もあり、相談型だとOpticは第一候補になりますね。

ただ、やっぱり動画と概要欄を切り分けることはしたくなく、その時に資料が見つからなくても、なるべく関連性のある内容を書きたいと思っているので、まだ特定のチームを追うのは早いかなと考えています。
大会の映像は残すと作戦が丸バレなので、見れないようにする人も多く、そもそもTwitchのアーカイブ期限もあり、動画を上げる選手が決まってからの数日で一次情報に当たれるかが、ほぼ運になっているのが最近の悩みですね。

一方、FFC Globalでは、初めてシアホラのOpticを見ることができました。
これは合っているのか分かりませんが、シアホラを選択するのは相手がシアホラの時、一方的にシアウルトをされるとキツすぎるから、ではないでしょうか。
ホライゾンのQ・ウルト自体が最強格の破壊力ですし、室内でこれまでどおりジブガスで籠っても、シアウルトを使われると受けと攻めがはっきりし、Apexの性質上受けは長く続きません。
それか、ちょいちょい見かけるマギーのウルトでドームが壊れると、使い物にならないからでしょうか。頻度関係なく、常に天敵に出くわす可能性がある構成は嫌だろうと思うので、これもありえますね。

よく考えたら、FFCは12試合全てエッジでした。ストポもシアホラでやっていると思うのですが、そちらは観れてないので、どんな感じか知っている方は教えて頂けると幸いです。
Doopのシアは前と違ってちょこまか動くのがイメージと違って面白く、ダメージ関係なく顔を出さないといけない時に出せるのが、さすがプロだなと思いました。
Skittlesのホライゾンは何といっても似合いますね。今回のクリップ集でも、ウルトで敵を破滅させるシーンが何度か出てきました。

ダイジェストなので何とも言えませんが、やはり構成の利点を活かそうと積極的にファイトし、戦う回数が増えている印象で、その分後半の試合では振るわず負けていく事も多かったです。
まだまだ調整中だと思いますが、Optic流シアホラをもっと見てみたいと思いました。

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今回は以上です。
ご視聴&お読みいただきありがとうございました!

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配信元:https://www.twitch.tv/skittlecakes
BGM : MusMus・nakano sound

#opticgaming #Dooplex #Knoqd

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