今回は、キャラコン・エイム共に世界トップクラスの実力を持つキーマウプレイヤー”Lyr1c”のソロトリオキル集を作ってみました。
彼は、2019~2020年まで競技プロとして活動し、その後ストリーマーに転向。今も競技プロと全く遜色ないか、単体の戦闘力ではRasに匹敵するのではないかなと思っています。
(正確には、Rasからエイムを少し下げて、代わりにキャラコンの方向性が少し違い、Faide的な要素を加えた感じ。ドームファイトや純粋な対面のキャラコンはさすがにRasの方が上でしょう。)
奇しくもRasが視野角90で自機が最も遅く見える設定なのに対し、Lyr1cは110の16対10引き伸ばしなので、最も速く見える設定。よって高FOV版Rasもどきと言ったら怒られるでしょうか(笑)
今回の動画製作の時に思い出していたのが、以前アップしたVerhulstのソロトリオ動画です。(https://youtu.be/fjZdzCiNbto)
とにかくエイムで圧倒し、4000ダメにも届きそうだった彼のプレイに対して、Lyr1cの動きはさながら忍者。
ファーストダウンを取っても起こされる可能性が高いソロトリオでも、素早い動きと射線管理・扉やグレを上手く使い、気づいたら相手を追い込んでいます。
その際に彼がよく使っているのがピースキーパーで、現環境ではEVA-8も強いものの、一撃が重いため被弾を防ぐことができるのが、対多人数戦で大きなメリットになっています。
具体的な戦闘シーンで特に良かったなと思ったのが、まずは「キル集」の字幕を入れたレリックでの戦闘。
ファーストダウンを取ったものの屋根で引っ掛かりダメージを受け、さらにノックでラスト1人。射線を気にして虚空で逃げますが、一旦止まって来ているか確認しているのが冷静です。
起こしていると判断して”起こしている方”を射撃とグレでダウン、起こされた敵はミリのはずなので、自分もミリですが足音を聞き、先制射撃でとどめを刺しました。
そして、やはり特筆すべきは最後のマーケットでの戦闘です。
漁夫に来た(もう終わってたけど)3人との戦闘では、反対側をスナイパーで見ている間にも常に左を警戒。割ったから顔を出さないはず、時間が経ったから再度グレで足止めと、完全に相手の動きを掌握しています。
最後のスナイパーは当てられなかったものの、毎回CARをパッド並みに当てているのもさすがのエイム力。「これだけ動くのにこんなに当ててくる」、Lyr1cと戦った相手はそんな印象を抱くのかもしれません。
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今回Lyr1cを選んだきっかけはラストにあるように、彼がTwitterやYouTubeで新感度の1600DPIをかなり気に入っていると発信していたからです。
彼は長い間400DPI・2.4の最強格の一人として知られていたので、ただでさえ速く感じる高DPIを、しかも振り向きが短くなる0.65(400DPIで言う2.6)で使いチートと言っているのは、非常に興味深いと思いました。
実際に配信を見てみて、元々強すぎるLyr1cなので、明確に「以前よりエイムが上がってる!」とは思いませんでしたが、けっこう遠距離でもボルトSMGでワンマガしていましたので、本人はチート並みに感じているようです。
(引用したツイートは本当はクリップ付きでした。本配信から動画を作って、後で確認したら被ってる部分もありましたが、より端的に1600DPIのエイムを見られるので、チェックしてみてください。)
ここからは個人的な見解になりますが、DPIは800までにしておいた方が安泰だと思います。
他に1600DPIを使っている選手でHakis・Skittleがいますが、双方ともエイムよりIGLingで評価されているイメージ。
特にSkittleは感度が高すぎるので、フラトラとかはブレている時もありますね。
世界最高峰のエイムを持つRasは1200DPIですが、これは800よりもう一段階速いだけなのでまだ分かります。ただ、Timmyの1800DPIは本当に例外中の例外だと思います。
ApexだけでなくValorantソロレディアント企画でも、驚くほど繊細なエイムを見せていましたが、あれは普通の人には再現不可能ではないでしょうか。
私がこのように高DPIを支持していない理由としては、「エイムの最小単位を不必要に小さくしてしまう」からです。
ブラウザで色んなDPIに切り替えるとわかりますが、1ピクセル動かすための1inch÷DPI(=大きくても400DPIの0.06mm)が小さすぎると、見ている画面(ゲームもブラウザも多くの場合1080p)に対して、手の動きと対応するカーソルの移動距離が大きすぎ、吹っ飛びます。
これだけなら慣れの問題かなと思えるのですが、0.0数mmのような自分では意識していないマウスの微妙な揺れも、レティクルが微小に反応してしまうというのは、完全なコントロールには繋がらないのではないかなと思います。
(ただ、フルオートのリコイルはより細かく抑えられる方が無反動に近づく可能性があり、ある程度高いDPIの方が有利な可能性も。
また、単にマウスとカーソルの対応関係がより正確になるという構造的事実がありますので、上記の”不必要に”が正しいかどうかは人によるでしょう。私は「判別できないレベルの正確さは不要・意識外のレティクルのブレは避けたい」派です。)
ただ、高DPIの方が確実に有利な点が1つあって、それが応答速度です。実は、DPIが高いほどマウスの応答速度は速くなります。
この動画を見てみてください。(英語の動画ですが、グラフの所で、同じマウスでもDPIを高くすると応答速度が短くなっています) https://www.youtube.com/watch?v=imYBTj2RXFs
ですが、そもそもマウスの応答速度には製品ごとに差があり、「元々速いマウスを使って、ブラウザ=DPIのみが感度の世界、でぶっ飛ばない程度に抑える」が今のところ最適かなと思っています。
マウスの応答速度については情報元によりまちまちですが、Razerのマウスはボタンが光学式なのでどれも速く、その中で手にあったものを選ぶのが最もシンプルな方法かと。Gpro Superlightも十分速いです。(https://amzn.to/2XDWIdj)
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長くなってしまってすみません。今回は以上です。
次回はまたパッドプレイヤーの動画にするか、「Lyr1c vs コントローラー」にするか、考え中です。お楽しみに!
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海外ストリーマー様のApex配信で面白かったシーンを編集し、翻訳付きでお届けしています。
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